沿革
ルーマニア国立加齢科学研究所は1952年に内閣の法令によって世界初で設立され、1974年に国立研究所となりました。1992年に「アナ・アスラン」という名称が付きました。
設立から1988年まで、アナ・アスラン博士が所長を務めました。活動専門は 老年医学診療、社会における老化の研究となっています。 海外においても定評があり、1964年に、WHOによって、老化研究所の模範施設として先進国などに対して提示されました。
1974年に研究所が拡張し、オトペニ・クリニックが設立されました。この病院は、オトペニ村の森林の中に11ヘクタールを占め、居心地のよさと広い空間という得意点があります。
研究所本部が所在するブカレスト・カルダルシャニ通りの建物は、ルーマニア様式の巨匠イオン・ミンク建築士によって建てられた、国宝建築物です。そのルーマニア様式のセラミック装飾が有名です。
当研究所では、アナ・アスラン博士を中心とするグループが、人間の老化を軽減することを目的とする薬剤を研究してきまし た。老化軽減に寄与する最初の薬剤は、多くの病理的・実験的な研究により、1946年~1956年の間に開発されました。 その初期の研究の成果は、アナ・アスラン博士、C.I.Parhon教授共著「ノヴォカインの栄養効果と若返り効果」という論文で公開されました。そし て、その一年後となる1956年に、ジェロヴィタールという薬が、最初にドイツのカールスルエの医学診療会議、そしてスイスのバーゼルのヨーロッパ老化科 学会議で発表されました。
ルーマニア国立加齢科学研究所とジェロントロジー総合研究所株式会社は、2006年8月8日パートナーシップ契約を締結しました。
INGG ” Ana Aslan “(ルーマニア国立加齢科学研究所)の名称を、日本ではジェロントロジー総合研究所株式会社だけに、使用することを許可しています。
INGG” Ana Aslan “(ルーマニア国立加齢科学研究所)は、アナ・アスラン博士の研究を元に、開発された製品を推奨しています。(クラシカーナナリシングクリーム)
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ANA ASLAN(アナ・アスラン、1897年~1988年)
1897年 - ルーマニア国ブライラ市に生まれる。
1915年~1922年 - ブカレスト医科大学に在学。
1924年 - 博士号の資格を取得。
1945年~1949年 - ティミショアーラ(ルーマニア)医科大学において、病理学の選任教授。
1949年~1952年 - 内分泌腺研究病院。
1952年以降 - 老化研究所(後にINGG“ Ana Aslan ”に名称を変えたルーマニア国立加齢科学研究所)の所長の位に就く。
世界中にも老化研究の先駆者であるアナ・アスラン博士は社会における老化の研究にも集中し、老年の人々の活動を促進するた めの政策を提案しました。そして何よりも、アナ・アスラン博士はプロカインの生命維持に関係する効果を発見し、治療効果または老化防止の効果を発揮する長 期の微量のプロカイン摂取による治療を開発しました。 ルーマニアの独自の生命力活性化薬剤であるジェロヴィタールH3は、人間の老化を遅らす世界初の薬剤であります。
ジェロヴィタールH3は、アナ・アスラン博士を中心とするグループによって、多くの病理的・実験的な研究を経て、1946年~1956年の間に開発されました。
その研究の成果はアナ・アスラン博士、パルホン教授共著「ノヴォカインの栄養効果と若返り効果」という論文に発表されてい ます。初期、アナ・アスラン博士の考え方は不信をもって迎えられたが、数十年経ってからその正当さが証明されてきました。 アナ・アスラン博士はElena POLOVRAGEANU(エレナ・ポロヴラジャーヌ)薬剤師と共に懸命な共同活動をし続けた結果、ジェロヴィタールH3を発表します。ジェロヴィタール H3は、有機分子における老化を押さえ、老年の変性的慢性病を軽減する老化防止薬剤です。 ジェロヴィタールH3は1956年にドイツのカールスルエの医学診療会議、そしてスイスのバーゼルのヨーロッパ老化科学会議に発表されました。
1957年に7,600人の患者の薬理データに基づいて、ルーマニア厚生省により注射が認可されました。続いて1962年に錠剤が認可されました。
それ以降、ルーマニアにおける老化防止研究が世界的に実験的に確認され、ジェロヴィタールH3は世界中に実験的に確認せられ、同類の薬品との比較研究が行われました。
1960年に、アナ・アスラン博士は、プロカインのほかに、活性化効果と、アテローム防止効果を破棄する新たな成分を有する製品を求める研究・実験を始めます。その新たな製品はアスラヴィタールと呼ばれるようになります。
1979年に、ラリッサ公園の近くにあるヒポクラテスの碑に名前を刻まれた。
1985年、老化防止研究を始めてから34年後アナ・アスラン博士は『ルーマニア老化老年科学紀要』に「34年間使用して から観返るジェロヴィタールH3による治療の技術および効果」を発表します。 その研究において、アナ・アスラン博士を中心とするグループによる研究がまとめられ、ジェロヴィタールH3が他国における同類の製品に対して優位性が裏付 けられた実験・研究について言及され、ルーマニアにおける老化防止研究の成果が認められたことについて述べてられています。
いわゆる第三年齢の患者へのプロカイン治療は、患者の精神衰弱・不安感が軽減され、生きる意欲、心身が活発になり、記憶 力、聴覚力、視覚力、嗅覚力が改良し、皮膚・髪の毛の色が戻り、しみ・角化症が軽減し、筋肉力、間接の柔軟性が向上し、血圧が正常になる効果などを発揮し ました。
それらの効果は病理研究によって発見され、実験的に裏付けられています。 また、ジェロヴィタールH3は肝臓の組織、腸の粘膜、骨髄の再生効果を併せ持っていることがわかりました。 また、ジェロヴィタールH3によって、筋肉の生理的・形態的な活性化、また末梢神経系の活性化が得られます。 また、神経失調症に関する研究を経て、ジェロヴィタールH3が予防効果があることが分かり、神経失調症予防のために使用すべきことが分かりました。
アナ・アスラン博士のグループはジェロヴィタールH3の予防効果研究から、いわゆる社会的老化科学の研究へと移行していき ました。 当研究所において、老化過程の社会的、経済的、心理的、国勢的、生態的、文化的な面を研究する部局が設立されています。 全国的な老化防止運動が生じ、医学・心理学・社会学・経済学に及ぶ多分野の研究が可能になりました。
人間の寿命の研究、他世代における老年の社会的イメージの研究、全国の老化の研究が行われ、その成果によって老化老年科学 の基礎的研究の必要性が裏付けられました。 そして、1997年に、それらの研究の総まとめとして、ルーマニア国立加齢科学研究所では、ルーマニアの老年の国民の医学的・社会的福祉を目指す全国計画 を提出しました。
アナ・アスラン博士を中心とするグループの研究成果は、Therapeutische Umschau, Revue Francaise de Gerontologie, Journal of Gerontology, Journal Pharmacological Experimental Therapyなど、外国で広く認められた雑誌などに発表されています。また、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミのSymposium on Theoretical Aspects of Aging、スエーデンのヴァルナーグのInternational Symposium of Basic Research in Gerontology 、第四回、イスラエルのジェルサレムのInternational Congress of Gerontology、第10回、デンマークのコベンハブンのInternational Congress of Gerontology、第6回、東京で開かれた第11回老年科学国際会議などの国際会議に発表されています。 また、Columbia University Press - New York, Editorial NBP - Buenos Aires, Consultants Bureau Inc., New Yorkなどのように、外国で出版された単行本の研究所もあります。
アナ・アスラン博士とそのグループの膨大な医学研究における活動はルーマニア国内において優先すべき活動と認定せられ、国際的にも認められています。
アナ・アスラン博士は、ニューヨークのWHOの科学委員会、イタリアのティベリーナ学会、オーストリアの世界予防医学・社 会的衛星協会、オランダの世界至急問題の委員会、スペインのラテン諸国の老年科学協会連邦、アメリカ老年科学会など、さまざまな国際組織の会員になってい ました。
アナ・アスラン博士は、社会医学と老年科学における貢献のために、イタリア共和国の勲章、新ヨーロッパの騎士章(イタリ ア)、マルタ騎士章(フランス)、オレンジ・ナッサウ騎士団長章(オランダ)、聖杯の委員章(フランス)、国際庶民賞(フィリピン)、1982年に世界保 健機構(WHO)「レオン・バーナード」賞と勲章などなどの国際的な勲章をWHOによって授与されています。また、社会厚生における活動により、フランヅ ハイム・ブックミンスター・フラー・シナージー・トラストからフランヅハイム基金賞を受賞しています。他にもたくさんあります。
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